新町防災体育館新築工事のプロポーザル競技に参加しました。

プロポーザルのテーマは普段は市民の屋内スポーツの中心的存在として、いざ水害の際は安全な避難場所となるハイブリット建築を目指します。
計画の最大のポイントは体育館の南側に5.6m×50m、高さ11mのスロープ棟を配置して、4段の緩やかなスロープによりどのような推移になっても、そのスロープにたどり着きさえすれば、スロープから安全で冷暖房された館内に避難することができます。また、このスロープが建物の南側に全面配置することにより、侵入する太陽光を遮り、空調負荷低減に貢献します。体育館にはヘリポート、非常時対応諸整備が準備され、水害の恐れのある新町地区の避難施設として貢献することが期待されています。

計画地周辺は市民の憩いの場、灯篭流しの貫井川、河川公園、弁財天公園が繋がってあり、その中に位置する体育館はただ単にスポーツの場としてだけでなく、新町市民の集いの場の中継地点として親しまれることが期待できます。